自分で生息調査してみよう |
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自分でシロアリ調査の方法を解説しています。調査ポイントを逃さずチェックしていきましょう! |
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自分でシロアリ調査の方法■あなたの家にシロアリが棲んでいませんか?あなたは、最近、シロアリ生息調査されましたか?大半の方は、家は大丈夫と思っているのではないでしょうか? シロアリ生息調査データ ただし、シロアリ被害が起きているのか、いないのかが問題です。 できるだけ長く安心して住み続けたいと願っているなら、定期的な調査が必要です。 ■シロアリの調査は難しい?シロアリは、土の中にコロニー(巣)をつくり、餌場(被害場所)まで土中やトンネルの中を通るので、家に棲んでいるかどうかは一般の人ではなかなかわかりません。シロアリが外に出るのは主に羽アリが飛ぶ時期なので、羽アリをよく目にするときは要注意。 *庭や家の近辺で羽アリを見かけたとしても、必ずしも家が被害にあっているというわけではありません。庭に巣を作っているあるいは、羽アリが偶然家の周りを飛んでいただけの場合もある。 ■羽アリが発生する時期は、・イエシロアリ・・・・6〜7月の夕方から夜・ヤマトシロアリ・・・4月下旬から5月にかけての日中です。 その他の注意ポイントとしては、家の土台や地面に近い壁に蟻道(シロアリのトンネル)が見つかったり、柱や壁をたたくと空洞音がする場合はかなり加害されています。 シロアリがいると思われる際にはできるだけ早く調査することが大切です。 シロアリが育っていくための不可欠な条件温度・湿度・食物の三つです。■シロアリの食べ物まず食べ物には、伐採した樹木の根株や建て替え新築時の残材など、建築中の不注意で土中に残ったものを餌としていたそうです。基礎またはピットを打設する際に土中に残し取り出すことが出来ない木材型枠や木片なども原因となったようです。 ■シロアリの好む温度シロアリの活動には好適な温度は10〜30℃です■シロアリの好む湿度シロアリの種類にもよりますが、100mも水分を運ぶタイプのイエシロアリなどがありますから、湿った場所だけしか住めないわけではありません。湿度が低い方が、シロアリが住み着く可能性が低くなると思ってください。でも、あまり水分が多すぎても生息しません。適度な湿気を好みます。
このような現象が出てきたらシロアリ調査・対策を!●“羽アリ”を近所や家の中で見かけたことがある。庭の木杭等にシロアリによる被害がある。●最近、近所でシロアリの防除工事を実施した家がある。 ●ドアやふすまなどがスムーズに開かなくなった。 敷居・柱等の木部を叩くと“空洞音”のするところがある。 ●廊下等の床に“ブカブカ”するところがある。 シロアリ被害が拡大すると、建物の柱が下がる、床がゆがむなどの現象がおきます。 それにより、建具などの立てつけが悪くなってしまうのです。 ●基礎や土台にアリの通路(蟻道・ぎどう)がある。 これも羽アリの発生と同様、春ごろに見つけた場合は 被害の規模が大きいと考えられます。 ●最近、雨樋・雨戸が傷んできているように思う。また、雨漏りしている箇所がある。 ●簡単にドライバーでほじれてしまう。 シロアリは木部の中の柔らかい部分を好んで食べ、堅い部分は嫌って食べません。 シロアリ被害が木材の中心に及ぶと、空洞になって叩くとポコポコというような特徴的な音がするようになります。 ●土が木材の割れ目につまっている(蟻土・ぎど)。 木材の割れ目や隙間に土を埋め込み、光・風を遮断 ●以前実施したシロアリ防除工事から、10年以上経過している。 万が一このような状況に3つ以上当てはまった場合、要注意です。 自分でできるシロアリの調査方法を参考にシロアリの生息調査を行ってみてください。 それでも確認ができなかった場合は、専門業者に生息調査を依頼するなどし、適切な対処をとってください。 シロアリが家屋周辺や住居内に生息しているようであれば、早急にシロアリ駆除する必要があります。 実際にシロアリ調査してみましょう!
■屋外シロアリ調査○あなたの家の敷地内シロアリチェックポイント1.木製のポーチや柱・壁などはありますか? 2.木製のテーブル・ベンチ・デッキ・枕木・縁台・物置・プランター・犬小屋・門扉などありませんか? 3.長年放置した薪・竹竿・建築残材・放置材の切れ端などありませんか? 4.庭木の剪定した枝を放置していませんか? 5.枯れた樹木や弱った木・切り株などありませんか? 6.古くなった添え木・杭などはありませんか? 動かせるものはそっと動かして覗いて見てください。 シロアリがいたり、食害された穴や溝が残っていませんか? 中身が空洞になっていたりいていませんか? *湿気などの腐食は、表面から腐っています。シロアリの食害は、表面が残って中が空洞状態になっています。 *もしシロアリ見つけた場合は、刺激を与えないようそっと戻しておきましょう。 ■家屋の外観シロアリ調査○家屋の外観のシロアリチェックポイント1.外壁に隙間・ヒビが入っていませんか? 2.家屋の基礎にヒビが入っていませんか? 3.基礎と水切りの間にすき間はありませんか? 4.基礎や外壁に蟻道や蟻土はありませんか? ■家屋内のシロアリ調査○玄関と勝手口のシロアリチェックポイント1.ドアの枠や周囲に蟻土がついていたり、叩いてみると空洞音がしませんか? 2.入口の柱やあがりかまちをたたくと空洞音がしませんか? 3.土間のコンクリートやタイルにヒビがありませんか? 4.下駄箱など設置物の裏や内側がスカスカだったり、空洞音がしませんか? ○浴室・トイレ・キッチンのシロアリチェックポイント 1.柱や壁が空洞音がしませんか? 2.タイルの目地にヒビは入っていませんか? 3.給湯器や水道配管などの周囲は大丈夫ですか? ○その他の屋内チェックポイント 1.押入れや納戸の奥は、土が付いていたり、穴が空いていたり、木材が弱くなっていませんか? 2.長い間動かしていない家具を動かしてみると、床に土が付いていませんか? 3.畳を踏むとフワフワしませんか? 4.床や廊下がギイギイ鳴いていませんか? ■床下調査-より確実なシロアリ生息チェック方法床下収納庫がある(床下に入るところがある) 勇気を出して、床下の生息痕跡(こんせき)を調べてみよう!床下に入る場合は、汚れても構わない服装で懐中電灯などで明るくして入りましょう。(狭い場所なので無理は禁物です) ○畳を上げてシロアリチェック 点検口が無い場合は新たに作成します。1階に和室が有る場合は畳を1枚上げて、床板を電動丸のこでカットして、そこから入ります。 ○床下に入ってシロアリチェック キッチンに床下収納庫が有る場合は、そこから床下に入って作業を行います。同様に、洗面所などに床下点検口が有る場合もそこから入ります。 *この2つのチェックについては、大変な手間がかかりますし、準備も必要です。確実に調査したい場合は、業者にお願いすることも考えましょう。 *床下には、季節によってハサミムシ・ムカデ・ゲジゲジ・クモなどの昆虫やカエル・ヤモリ・ヘビ・コウモリなどの動物もいるかも知れません。装備は整えておくのが安心です。
特に点検が必要な床下の場所
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