自分で駆除可能なシロアリは? |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「自分でできるシロアリ駆除」と「自分でしてはいけないシロアリ駆除」があります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自分でシロアリ駆除はできるのか?自分でできるシロアリ駆除とできないシロアリ駆除とは?●羽アリを発見!!発生した羽アリの数が多ければ、それだけ大きな被害が及んでいる可能性があります。また、羽アリが発生した時期が春ごろならイエシロアリで、さらに危険性が高いとされています。羽アリを見つけたとき、できれば数頭の羽アリをつかまえておけば、自分でシロアリ駆除・対策をするにしても、シロアリ駆除を業者に依頼するにしても種類を特定しやすくなります。シロアリ対策・シロアリ駆除にはシロアリの種類を特定することが重要です。⇒シロアリの種類で確認を! しかし、発生したのがクロアリの羽アリなら、被害を受ける心配はないです。 イエシロアリ駆除イエシロアリは、地中に作った巣を中心に最大100メートルの範囲で活動するします。1つのコロニー内部には、イエシロアリの生存数が数十万匹から最大で100万匹になることもあります。イエシロアリの加害状況は、駿足を極め、被害は激烈なので充分な監視、注意が必要です。イエシロアリの場合は、できれば業者に依頼する方が安心でしょう。
イエシロアリの場合は、 @被害があっという間に広がってしまう Aシロアリの巣が大きく、巣を取り除くまたは壊滅させる 徹底的に女王アリまで駆除しないと今後の被害が心配です。 イエシロアリの生息が確認できたならば、シロアリの巣まで根絶する必要があります。被害状況によりますが、自分でベイト駆除施工方法を実践してみることをおススメします。あまりに被害が大きい場合は、専門家にお願いする方が間違いないでしょう。 イエシロアリの駆除方法●イエシロアリを発見したら、どう駆除したら良いのか?まず、巣の現況をしっかり調査し、巣の分布をつかむことが先決です。そして巣全体の機能を破壊し、シロアリを撲滅することです。巣の把握には、経験豊富な専門家でも簡単に解明できませんが、とにかく調査を重ね現況をつかむ以外に手はありません。
●駆除薬の選択と施工イエシロアリの巣の現況をつかんだら、次は薬剤の施工です。イエシロアリの場合は、忌避性のある薬剤散布を行いません。ベイト剤を施工します。施薬場所は、蟻道や巣に接する場所にセットします。施薬をすると、イエシロアリは薬剤を巣に持ち帰り、巣全体に広がり、女王アリをはじめ巣全体を死滅させます。 ●効果を定期的点検しよう!施薬後は、薬剤の効果を見るため、定期点検は必ず行いましょう。その時は、シロアリを刺激しないよう気を付ける。イエシロアリは、100万匹を超える場合がありますから、薬剤の量が足りなくなり、巣全体を壊滅するまでに薬剤が無くなり、一度減ったイエシロアリが再び増え始めることがあります。コマメに点検しましょう。●イエシロアリを撲滅した後は・・・シロアリの死がいなどが大量に発見され、巣を壊滅した後も、毎年定期的な点検を必要とします。ベイトステーションを設置して点検を継続しましょう。 ヤマトシロアリ駆除ヤマトシロアリは、巣は作らずに加害している場所が巣になります。巣は、数か所に分散されている。一つのコロニー内のヤマトシロアリの数は数万匹から数十万匹です。常に生活場所や餌を求めて大きな集団で移動するという習性があり、そこがイエシロアリと違うところです。ヤマトシロアリは、多湿なところを好むので、建物の下部に被害を与えます。被害部分が特定できれば、駆除は比較的容易に行なえます。
ヤマトシロアリの駆除方法■ヤマトシロアリを発見したらヤマトシロアリは、イエシロアリと違って、大集団が1か所に集中して加害するのではありません。なので、数か月で家屋に大きな被害を与えることはありません。ヤマトシロアリを発見したら、あわてずに分散している被害箇所の特定調査を行いましょう。 床下〜1階を中心に加害されることが多 いですが、雨漏りなどで壁内の木部など湿っていれば、2階でも被害が生じますから、気を付けて点検しましょう。 ヤマトシロアリは分散して巣をつくる■ヤマトシロアリの駆除方法は?ヤマトシロアリの被害は、比較的ゆるやかです。ほとんど素人の方でも被害部分が特定できればプロのシロアリ駆除業者と変わらない駆除対策が可能です。■駆除薬の選択と施工薬剤は忌避性のあるものを使用しても駆除は可能ですが、できれば忌避性のない薬剤を使用する方が確実に駆除できるでしょう。マイクロカプセル剤やベイト剤が良いでしょう。施工場所は、シロアリが密集している箇所、分散しているそれぞれの巣に施薬しておきましょう。最初の施薬が的確であれば1度の駆除で済みます。ただし、あまり過剰に木材に穴を空けたり、大量に散布したりする必要はありません。 ■効果を定期的点検しよう!ヤマトシロアリの駆除では、分散している巣を見逃し、駆除処理できず再発生することもあります。これはプロでも、建物の構造などが原因で、各営巣を全て確認できません。再発生しても、あせらずに改めて発生場所に施薬すれば良いのです。被害のスピードはゆるやかなので1度で駆除しようとし過ぎないで様子を見ながら駆除していかれることをおススメします。 ■ヤマトシロアリを撲滅した後は・・・確実にヤマトシロアリを駆除していれば、しばらくはシロアリの活動は見られないでしょう。しかし、薬剤の効果持続期間を過ぎれば、定期点検や予防をされておくのが安心でしょう。もし、万が一駆除に失敗しても、改めて業者にお願いしても遅くないと思います。 アメリカカンザイシロアリ・ダイコクシロアリ駆除●アメリカカンザイシロアリ・ダイコクシロアリを発見したらカンザイシロアリは、土壌とは関係なく木の中だけに住む、乾燥に強いシロアリのことを指します。特に、日本では、実際に被害のあるアメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリを指します。これらのシロアリは、木材を人が運搬することで巣やシロアリを移動させ、全国どこで見つかってもおかしくない種類のシロアリです。カンザイシロアリは、ヤマトシロアリよりも巣が分散しており、数頭から千頭くらいが一つの集団で、1本の柱に多数の集団が住み着いています。被害箇所は、家屋のどこでも可能性があります。被害材の食害孔から乾いた砂粒状の糞を排出するのが特徴です。 ●カンザイシロアリの駆除大変、一般の方には難しいと言えます。生息場所を特定するには家屋全体の木材をチェックし、生息箇所全てに薬剤処理が必要です。見逃していれば再発生しますから常に定期的なチェックが必要となります。一気に駆除する方法もあります。燻蒸処理という方法です。家をシートで包み込み、シートの中でバルサンのようにガス化した薬剤を発生させる方法です。日本でも行われているようです。 ●カンザイシロアリは、専門業者に!カンザイシロアリは、専門業者にお願いするのが妥当だと思います。カンザイシロアリは、専門業者の中でもより優れた専門性が必要です。業者に依頼されるときも、よく業者と話し合い選定されることをおススメします。 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|